社員研修のコツ

第15回(7)成果を上げるために、良い会社、良い講師を探すコツとは ②講師には会いましょう

こんにちは。山崎@リンククリエイトです。
前回は良い会社・良い講師を探すためには、講師の得意分野を見極めることが大事とお話ししました。今回は、講師に事前に会っておくメリットをお伝えします。

なぜ、講師と会っておくことが大事なの?

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私は、講師と企業の担当者の意思疎通ができていればいるほど、よい研修ができると経験から確信しています。その理由としては、コミュニケーションを深めるなかで問題意識を共有できたり、より効果的な研修とするためのアイディアがディスカッションの中から生まれてきたり、ということがよく起こるからです。
先日も、とある企業様で、課題を探るための社員面談を行うというので、私も同席させていただきました。予め部長と一緒に社員から話を聞き、それによってより効果的な研修を作ろう、という意図がありました。互いに意思の疎通ができていたので、面談後の研修計画の変更もスムーズに行えたのですが、こういったパターンが理想です。

しかし研修会社、特に一部の大手の会社だとクライアントとの間に営業社員が入り、講師は講師業に専念する形をとっていることから、クライアントの意向が実際に講師まで伝わっていなかったり、伝わっていたとしても細かなニュアンスがずれていたり、などということが起きます。

また、研修会社によっては研修の中身をつくる専門スタッフがいて、講師はその内容についてレクチャーを受け、研修を実施するということもあります。内容が完全にパッケージ化されているような有名な研修会社にはありがちなことです。

もちろん、大手には大手の良さがあります。有名な研修コンテンツや講師陣の豊富さは大手ならではの強みです。
それとは逆に、会社の規模等関係なく、講師との相性が良い場合は、御社によりあった研修を双方で一緒に作り上げていく、そんなこともできるわけです。

そこを確かめるためには、やはり講師と一度会ってみることが一番です。

自社と研修会社の相性はホームページだけではわからない

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例えば、
・新しい研修を一から詰めていきたい、突っ込んだ打ち合わせを綿密に行いたい
・時間がない!取りあえず形にして持ってきてほしい!打ち合わせは最低限で!

同じひとつの会社で行う研修でも、実施するものによってこんな風に要望が違ったりすることもままあります。

担当者からすれば気軽に悩みや研修でやりたいことが相談できて、それに即したものを、柔軟な姿勢で組み立てて提案してくれる、場合によってはより成果を生むために、研修以外の方策も紹介してくれる、そんな会社が理想的ではないでしょうか。

私も昔は、研修を依頼する側にいて、「こういう研修があれば良かったのに」という思いを頻繁に持ちました。「これはうちの会社に合う!」と感じられるものに出会えない、期待をして依頼したが残念な思いをしたことも、何度もありました。値段ばかり高くて効果がなく、上司から怒られたことも…。
ですから、クライアント企業側の研修に関する悩みや課題には共感できる、と自負しています。

御社独自の研修を行うためには、やはり一度直接お会いした上での打ち合わせが必須だと考えています。仮に、弊社や他の企業様のホームページをご覧になっていただいて、「ここは良さそうだ」と事前に会うこともせずご依頼を受け、あとで違和感が大きかったりしたら・・・それはお互いのためにはなりません。結局のところ、とってもベタですが、会ってみて気が合うか、信頼できそうか、そういう感覚というのは非常に当てになるのではと考えています。

研修は会社に依頼するかもしれませんが、最終的にはやっぱり人ですからね。
弊社が今まで行ってきた研修については、こちらの事例をぜひご覧ください。

良い研修のためには、御社を理解しようとする講師を探そう。

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