Customers
Voice

新規事業の立ち上げからマネージャー教育まで。 あり方を土台にすえて、チームをひとつの方向に。株式会社ダイヤ書房 様

株式会社ダイヤ書房 様

株式会社ダイヤ書房 代表取締役 山田大介様

――研修を依頼いただいた際、どのような課題をお持ちでしたか?

新規事業として、雑貨やクラフトと本の複合店舗「ヒシガタ文庫」の新店舗を立ち上げるにあたって、スタッフ全員のベクトルをひとつにし、みんなで一つの方向に向かって行く「チーム作り」をする必要性を強く感じていました。全くやったことのない新業態、そこに外から新たなスタッフも迎えて、既存のスタッフと一から組織をつくっていくという状態でした。また、新規事業ですから、誰も経験したことのない仕事で、関わるスタッフ1人ひとりが自分で考えて行動することがこれまで以上に求められる、ということを感じていました。

――当社に依頼いただいた経緯を教えて下さい。

pho_hishigata_020山崎さんには私自身が月に2回のコーチングセッションを受けています。話をしているうちに自分の考えや動きが整理されて、同時に経営者としての課題や悩みを相談させてもらって、とても役に立っています。みなさんそうだと思うのですが、経営者は何でも話せたり相談できる相手が、会社にはなかなかいないものですから、考えを整理して意思決定をしていく上で非常に役立っています。そもそもは、最初に山崎さんにお会いして話しをした時に感じた、山崎さんのあり方を大切にする姿勢に共感したことがきっかけです。

またそのコーチングセッションを通じて、経営理念・行動指針の策定にも一緒に関わってもらい、理解いただいているので、当社が目指す方向性も分かっていただいているかと思いまして(笑)

――研修を実施されていかがでしたか?

pho_hishigata_040最初の新規事業のチーム作りの研修は、一言でまとめてしまうと「面白くて、為になる」いい研修でした。
特に新規事業のプロジェクトですから、チームが一丸となって向かっていくよいきっかけとなりました。ひとつの方向性に向うことの価値や、そのために必要な行動などを各人がイメージできました。
また、講師の話を「聞いて理解する」よくある研修とは異なり、全員が参加するプログラムが大半だったので、よりチームづくりの重要性が腑に落ちやすかったです。
社員もアルバイトの人も、全スタッフが混ざって参加するゲームやディスカッションのおかげで、普段あまり交流のなかったメンバー同士の関わりが深まったり、メンバーの意外な良い一面を発見する事ができたり、コミュニケーションの活性化となるようにも感じました。

「チームを機能させるコミュニケーション」の習得を目的として、自身の体験談も交えながら具体的な技法なども興味深く為になりました。
最初から決まっているプログラムをそのままやる、ということではなく、やはり当社の実情や研修を実施する目的を同じ目線でしっかり把握して頂き、それに寄り添って創ってもらう形での研修でしたので、極めて実際的で良い研修となりました。

それと先ほども言いましたが、講師をやっていただける山崎さん自身のあり方に賛同していますので信頼してお願いできます。それがないと、研修をする方がどんなに立派なことを言っていても嘘くさく聞こえてしまいますから。

――その後のマネージャー研修、全社員研修、本社と東北支社で実施いただきました。

マネージャーに限らず、全社員が自ら考えて自分やチームをマネジメントをしてくれたら、と思っています。これまで当社は創業メンバーによるトップダウンが中心で動く会社でした。これから将来、変化対応がさらに強く求められる中では、トップダウンで1つの方向にみんなで走りながら、全員が完全に当事者として考えて走ることが必要だと思っています。そんな企業文化にしていきたいと考えているのです。そこに、いい影響を及ぼしてくれたらと考えて実施しました。

――研修を実施されての変化などありますでしょうか?

pho_hishigata_030外部の人が、経営者と同じ視点で社員と関わってもらうのは、とても有効だと思っています。ある意味経営者の代弁者的な立場とでもいいますか。
実施しての影響は報告の随所に変化を感じますよ。その中でも、ある女性マネージャーは本当に変わったと。いつも一所懸命に仕事や部下に関わる人なのですが、ともすれば「頑張らなければ!」と強く肩肘を張ったマネジメント、メンバーとの関わりが多かったのですね。それが、メンバーとの関係性づくりや部下への仕事の任せ方などがとっても自然で上手くなったのです。当然チームの雰囲気自体もいい方向に変わってきています。
今後も一定スパンで社員に向けての研修の実施をお願いしたいです。

Profile

右肩下がりの書店業界にあって、書店は戦略的に縮小しつつ、関連する様々な分野で仕事を広げ、また「本」に拘った新しい業態にもチャレンジし、毎年堅調に成長を続けている株式会社ダイヤ書房様。
北海道に戻って先代の創業社長から経営のバトンを継いだ山田社長。様々なご苦労もあったことと思います。
「まだまだ経営者としてのあり方を追求していきたい!」と力強く最後におっしゃっていただきました!今後もよろしくお願いいたします。

page top