社員研修のコツ

第17回(9)研修企画前の現状把握~社員のヒアリング、アンケートなど

こんにちは。山崎@リンククリエイトです。
今回は研修実施の際に、事前に受講対象者から「聞く」ことの有効性についてお伝えしたいと思います。

その研修、本当に目的にかなっていますか?

d8dd026e51a7d3c2aa05d5b24f8cc720_s

社員研修をしようと決め、研修対象者を決定し、外部講師と面談し、研修内容を詰めて、会場等の手配もして・・・と準備のためにいろいろすることがありますが、研修の種類によっては「事前に実施すると有効なこと」があります。

それは、実際に研修の受講者となる社員から話を聞くことです。
そもそも研修の企画自体が現場からの要望で生まれたものではなく、会社の人材育成計画に沿って企画された研修の場合(こちらがほとんどですが)、現場で社員が直面している対処すべき課題とは根本的なズレがあることがあります。

例えば、「営業社員の営業力についてレベルアップを図りたい」という意図のもと、営業力強化研修を企画したとします。しかし、実際の本人は、スキルについては問題ない。スキルのレベルアップよりも、会社のキャリアプランに課題があってマインドが落ちているということがあります。また営業社員個々の問題ではなく、マネジメントする人とマネジメントの仕組みにこそ、解決したい問題があることもあります。そうなってくると、「営業力強化研修」で扱う内容にも修正が必要になるのです。その視点から現状を改善できるような内容を、プラスαで付け加えて行う必要があります。

自社の現状把握をするのに有効な方法は・・・

www-pakutaso-com-shared-img-thumb-al001-1uchiawasecyuu20140830
では、どんな方法で社員、ひいては会社の現状把握をすればよいのでしょうか?

最も有効な手立ては、講師(あるいは研修会社の担当者)が直接、現場を見て対象の社員と面談をすることです。
事務局として一番やりやすい方法としては、研修内容に合わせて事前にアンケートを実施する方法でしょうか。確認したい内容を講師からヒアリングした後、受講対象者に配布、回答を事前に回収して講師との打ち合わせに使うという形式が最も負担が少ないでしょう。

例えば管理職研修を行う時に、会社が考えている今の管理職の課題、と実際に受講する管理職の方が考えている課題は全然違ったりすることもあるのです。調整しなければ非常に焦点がボケた研修になってしまいます。

弊社が実際に行ってきた例を挙げますと、ある企業様の管理職研修を実施するにあたり、いくつかの拠点をまわって会議に参加させていただきました。そして各営業所を見て、受講対象のマネージャーからヒアリングをさせてもらった上で、研修の内容を立案したことがあります。また他の企業様では、受講対象者である本人ではなく(ここがポイント)その周りの社員のみなさんと面談を行ったこともあります。そこから解決すべき課題を抽出し、研修を組み立てたのですが、研修後に「あれはとても有効だった」と喜んでいただいて嬉しかったことを覚えています。

このような事前準備を経た後に出来上がった研修の一部をこちらで事例紹介しておりますのでよろしければご覧ください

面談にしろ、アンケートにしろ、企画している研修について
・事前の現状把握が必要かどうかということ
・その方法、内容についても
一度、講師(研修会社)と打ち合わせてみてはいかがでしょうか

もちろんここまでやらなくても有効な研修は作れます。そのためには最低限、今の御社や社員にある課題をざっくばらんに示されて、研修の打ち合わせをされることを強くおすすめします。

研修は、事前準備をきちんと行うことで、自社にフィットした内容になることは請け合いです。
弊社が今まで行ってきた研修については、こちらの事例をぜひご覧ください。

“研修”は事前の現状把握からはじまっています。

page top