社員研修のコツ

第11回(4)いま、“研修”が必要な業界はここだ!③医療・福祉業界編

こんにちは。山崎@リンククリエイトです。
今後、“研修”を強化する必要がある、と思う業界について書いています。3回目の今回は医療・福祉業界編です。
他の2編は以下の通りです。

これからもっとも人手が必要な医療・福祉業界

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一般的に医療・福祉の業界は景気には左右されにくいとされていますが、少子高齢化が進む日本では慢性的に人手が足りなく、さらにこれからもっともっと人が必要になることがはっきりしている分野です。
昨今のニュースでも頻繁に目にしますが、2015年には日本の65歳以上の高齢者の割合は過去最高の25.1%となりました。なんとすでに日本人の4人に1人は高齢者なのです!
さらにここから800万人いる団塊の世代が75歳以上になることで後期高齢者の割合が30%を超える「2025年問題」も控えています。

日本は、世界のどの国もまだ経験したことがない世界初の超高齢化社会へ急速に進んでいく過程にあります。2025年問題により、250万人もの介護職員が必要とされるという厚労省の試算も出ています。しかし、介護士の離職率はずば抜けて高く、3年で60%とも言われています。

また、人手が必要なのは介護職員だけではありません。医師も看護師も足りていません。看護師は特に離職率が高いことで知られています。ご存知のとおり看護師のほとんどは女性。結婚・出産・子育てなどライフスタイルの変化が大きく、ハードな医療現場において安定して働き続けることが難しいことと、その一方で人手不足も相まってどこでも求められている人材ですから、退職しても働き口に困らないということが要因として挙げられます。
ここ北海道にも全国各地から看護師の方が転職でやって来たりしています。看護師はどこでも不足しているため、引越しや住まいの手当てを出してでも集めたい、と全国に募集がかけられているためです。医療機関の看護師不足の深刻さがわかります。

医療・福祉業界の離職率の高さの原因は・・・

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医療・福祉業界の離職原因は何かというと、トップ3は以下のような内容になるそうです。
①人間関係(上司・経営者への不満含む)
②長時間労働とハードな勤務体制(労働環境)
③給料
職種によって順序の入れ替えはありますが、トップ3は変わりません。

医療も介護も、すべて「チーム」で行われるものです。つまり、チーム内での他者との関わりが日々の業務を遂行するうえで必要不可欠である、という環境で、スタッフ同士がギクシャクしていてコミュニケーションが機能しておらず、まともな情報交換や意思疎通ができないとしたら・・・どんなにストレスフルな環境でしょうか。
このような状況では、本来の仕事に相当に支障をきたしてしまいますね。結果、仕事として目標も達成できない、ということになってしまいます。

弊社では、医療機関で職員の満足度調査をお受けしています。ES(従業員満足度)をマネジメントして医療機関としての質の向上を図るための調査です。そこから見られる、従業員の満足度を決めるキーワードは、「上司・先輩との信頼関係」です。
それが満足度を決定づけると言っても過言ではありません。
とある部署では、昨年まで従業員満足度が極めて低かったのですが、看護部長が変わった途端に、職場全体の満足度が変わった、ということもありました。
また別の事例では、介護施設での管理職向けのマネジメント研修や、リーダシップ向上研修を実施したことにより、マネージャーの他の職員に対する関わり方・接し方が変わっていき、その結果、介護職員の離職が大きく減った、ということもありました。

自分を好ましい状態に保つことも仕事のひとつ

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医療・福祉業界は、ストレスを受けやすい「感情労働」です。感情労働とされる職種の中でも、もっとも厳しい職種と言っていいのではないでしょうか?

だからこそ、個々人が自分をいい状態に置き続けるトレーニング、セルフマネジメントの研修や、あるいはコミュニケーションを高いレベルで機能させるためのチームビルディング研修などが機能するのです。

もうひとつは、先日の観光業界でも言いましたが、キャリアプランの提供です。自分のライフプランを考え、仕事とどう関わっていくのか、この部分を個々人が真剣に考えていくことが前提となってきます。

もう、退職者を見送って新しい人を採用するというサイクルをやめませんか?
応募が少ない、こない、に頭を悩ませるのをやめませんか?
弊社では、医療・介護スタッフの皆様に、まずは個人がいい状態で有り続けるための研修や、職場改善のお手伝いをしています。
具体的にどのようなことをするかは、まずは御社の状況をお聞かせいただいてから。オーダーメイドでプランニングいたします。
弊社が今まで行ってきた研修については、こちらの事例をぜひご覧ください。

スタッフの皆さんがこの病院・施設でずっと働きたい!と言える職場づくりを!

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