社員研修のコツ

第6回(3)成果を出す企業研修とは ④役員編

こんにちは。山崎@リンククリエイトです。
“成果を出す企業研修”、階層別研修についての3回目は、管理職向けの研修についてお話しします。
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―階層別―

―目的別―

  • 営業力強化
  • 社内コミュニケーション改善

役員は今さら学ぶことなんてない・・・のか?

御社では、役員向けの研修は実施していますか?
いや、実際のところ役員・執行役員を集めて「研修」という形をとって実施している、という話はほぼお聞きしません。

会社の中核を担っているのが役員だとすると、会社の中で、一番学び、考え、動きを起こしていくのは、役員のはずです。経営に及ぼす影響力はとても大きいわけです。ところが役員研修はなく、新入社員研修、中堅社員向けリーダー研修、(初任)管理職研修まで、という会社がとても多いのです。

会社の中核にいる人が、成長し力を発揮しなければ、厳しくなる一方の経営環境の中で業績が向上し続けることはありません。

正直に言わせていただくと、新入社員や若手社員にたくさんの経費をかけるよりも、その分を役員や執行役員にかけた方が、業績のアップに直結しやすいです。

こんなお話しをお聞きすることがあります。
「経営者、役員は他社の経営者や社外の人と話すことが多いし、いろんな話を聞けるからそれが研修みたいなものだ。」
確かに会社の外に目を向けることは多いと思います。大事なことですよね。
では、その役員の担当部署の業績は向上していますか?業績の向上を生むためのマネジメント、マーケティングは進歩していますか?担当領域にイノベーションは生まれていますか?
役員がジャッジされるべきポイントはここだけです。それが役員の役割なのですから。そしてそこに評価されるべき向上がないのだとしたら、「外で人に会っていること」はその方に何ももたらしてはいない、ということですよね。

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実は一番高い効果が期待できるのが“役員向け研修”

会社運営を担う役員にもっとも大切なことは、社内にはない価値観や視点に気づきそれを獲得し、業績を向上させ、イノベーションを起こすことです。外部研修に参加したり、外部講師を呼んで研修を実施したりする価値はまさにここなのです。世の中の変化に先回りし、手を打つことが役員の仕事。それはこれまで培われた経験と価値観が通用しない場での勝負なわけです。

ここ数年、弊社で管理職(営業マネジャー)研修を実施している会社があります。
マネジメント力を高めるための研修を行っており、受講者は新たな視点を獲得したり、従来には持たなかった考え方に気づいたりしているようです。
ところが会社全体の運営の仕組み、社員の評価、動機づけ、顧客に対する考え方、が創業時からほぼ変わっていません。管理職の権限が非常に小さく、アイディアがあっても動けない。動こうとして上司・役員に提案すると旧来の考え方ではねられる。これでは状況や業績が変わるはずがありません。よくあるパターンです。

弊社の役員研修は、

  • 固定観念のカタマリをこわすこと
  • 今まで自分が持っていなかった考え方で、課題解決に取り組むこと
  • 会社のビジョンを、自分の言葉で聞く人が感動するレベルで表現すること
  • 従来からの考え方とは別次元でアクションプランを作ること

などに取り組みます。

みなさんには、自分の会社に「憧れの役員」という方はいらっしゃいますか?
役員は社員から尊敬され、社員が憧れる存在でなければなりません。

普段は会議以外に何をしているのか、社員には良く分からない。管轄部門の目標について叱咤激励に出張ってくる時だけ見かける。いま現場で何が起こっているのかを自身で掴もうとしない。現場に背景(意図)の説明もなく、無理難題な指示を押し付けてくる、といった役員の方がいらっしゃいます。これでは、会社の勢いや明るさは失われていくばかりです。

社長に信頼されるのはもちろんのこと、社員から憧れられ尊敬される役員を増やす研修を、一緒に考えていきませんか?
弊社が今まで行ってきた研修については、こちらの事例をぜひご覧ください。

役員研修は、会社の今後を「これまでとは別の視座から考えられる」ようになることがポイント!

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