社員研修のコツ

第18回(10)研修を成功させるためには場の設定が大切

こんにちは。山崎@リンククリエイトです。
今回は、研修における“場の設定”についてお話ししたいと思います。
こちらをご覧になっている担当者の皆様には、ちょっと面倒なことも含まれているかもしれません。受講する人にとってより良い研修にするために、可能な部分は取り入れていただければ幸いです。

研修に参加するのは、“講師”と“受講者”だけがベスト

181

まず1つめは、研修の参加者について、です。
おのおのの会社や組織が持つ雰囲気にもよるので、それが必ず必要ということではありませんが、研修受講者と講師以外の方はあまり会場にいない方がいい場合があります。特に、ワークショップが含まれていて、受講者同士でオープンに話し合ったり発表したり、という内容が多いものは、参加者を十分に検討していただくことが望ましいです。なぜなら、受講者が感じたことを自由に発言できる環境が大切だからです。研修中は、受講者の皆様には研修に入り込んでいただきたい、というねらいがあります。(もちろん経営者の考えを発言いただいたり、経営者に受講者の発表を聞いていただきたかったりするものなど、逆に参加いただいた方がいいものもあります。)

講師と受講者以外で研修の場に参加されるというのは、だいたい以下の2つのパターンがあります。
まず、経営者や役員などの方です。
「新しい社員研修をやってるんだって?どれ、どんなものかちょいと拝見」
なんて感じで社長・役員・人事部長などの方が後ろに並んでしまったりすることがあります。
受講者たちが、会場に誰がいても気にすることなくやれる環境であればいいですが、そうではない場合、彼らの心理的な状態は変わってきます。素直にアウトプットできないという場面がよくあります。
日常でも上役から監視されていたら緊張しますよね?評価を気にすることなく自らの考えをオープンに発言し、互いに触発し合えることも研修の利点です。ぜひ、検討いただきたいところです。

次は、事務局スタッフ(人事部などの研修担当社員や研修会社の担当者なども含む)の皆さまです。
「事務局として、後ろに控えています。とはいえ、自分は研修は受講しないので報告書作りをしておきます」
そうですね、確かに研修が始まってしまうと、受講者ではない事務局の方は手持無沙汰かもしれませんね・・・。しかし前述したように、研修内容によっては受講者以外の方にはその場にいらっしゃらないでいただいた方が、いいものもあるということなのです。

後ろに座っていた役員が退出された途端に議論が活発になる・・・そんな光景をよく目にします。より良い研修にしていただくためには、研修内容と照らし合わせて事前に打ち合わせ、検討をいただければと思います。

研修の成否を決める“会場セッティング”

182

次は、会場の設営についてです。

こちらは、第13回社員研修を行うための準備第16回研修会場の手配にも書きましたが、重要なことなので何度でも書きます。

研修を受ける場所がどのようにセッティングされているかは、その研修の成否を分けるほど重要な問題なのです。
そのセッティングには、会議室の場所・机や全体のレイアウトもそうですが、
「どれだけ受講者を日常から切り離せるか」「ストレスなく参加させるには」「自由で活発な議論を生む“場”とは」等、いろんなポイントがあります。

良くあるのが、研修中にも携帯電話に電話がかかって来たり、メールを返信したりしているケースです。中には一旦退席して電話に対応する人もいます。
「忙しい中、研修に参加しているから仕方がない」という担当者もいますが、それではわざわざ研修会場を社外に設定した意味がなくなります。
研修中は携帯電話をOFFにしておくことができるように、受講者(とその同僚や上司)にあらかじめ注意事項として依頼するのもいい手だと思います。

より有効な研修へ、工夫できる場の作り方はいくつでもありそうですね。

弊社が今まで行ってきた研修については、こちらの事例をぜひご覧ください。

事前に確認・準備にプラスαの考慮をしておくとより充実度の高い研修になります!

page top